北九州市では11月3日、「平和をあきらめない北九州ネット」が憲法集会とデモ行進を行い、300人が参加しました。日本共産党の仁比聡平参院議員を先頭に、まじま省三(八幡西区)、山口りつ子(若松区)、いなつき昌子(小倉南区)の各県議予定候補が駆けつけ、参加者らと共に「平和憲法を守ろう」と呼びかけました。

 

 

 仁比氏は、国葬や統一協会の問題で岸田政権が窮地に立たされているのは、現憲法のもとで培われた民主主義の力によるものだと強調。「(この力で)改憲、国民いじめ、格差拡大の政治を大本から転換する市民と野党の共闘を再構築しよう」と訴えました。最低賃金引き上げや消費税減税、平和の外交戦略実現のため「北九州から大きな声を上げていこう」と語りました。

 社民党の志岐玲子氏が10日からの日米共同統合演習への反対を訴え。立憲民主党の城井崇衆院議員、無所属の緒方林太郎衆院議員がメッセージを寄せました。

 初めて参加した女性(53)=医療従事者=は「これほど大勢の人が参加しているとは知らなかった。物価高のなか、給与を上げての願いや軍事費2倍化反対の声が政治に届いてほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年11月4日)