あけましておめでとうございます。

 つれ合いの厳しい病に二人三脚の闘病生活が続いています。劇的な改善でいったんは復職するまで回復したものの、その後再入院を余儀なくされ、一進一退のなか待ちに待った外泊で久しぶりの自宅に戻ってゆっくり新年を迎えることができました。

 つれ合いの総監督のもと私が黒豆を煮、息子が雑煮やがめ煮を炊き、帰省した新婚の娘夫婦の心をなでるようなやさしさに力をいっぱいもらって、

心機一転、新たな治療に臨みます。皆さんのあたたかい励ましに支えられ、これ以上ないお正月を過ごさせていただいたこと、心から感謝申し上げます。
 
 どれだけ多くの人たちが「せめてささやかな人生を全うさせてくれ」と願っていることでしょう。そうつくづく思います。人びとが苦しい時、逆に自己責任や特定の家族観の押し付けで人をさらに苦しめ、金権まみれで戦争の道を進む自民党政治は終わりのときがきています。良い年に。頑張りたいと思います。(しんぶん赤旗 2024年1月5日)