徳島市のマリンピア沖洲へのサテライト(小松島競輪場外車券場)建設の問題で、日本共産党の加戸悟徳島市議(「サテライト建設に反対する市民の会」事務局長)、吉田美知代県議、笹岡優四国ブロック国政対策委員長は1月12日、国会内で経済産業省と交渉し、提出されている許可申請の差し戻しを求めました。仁比そうへい参院議員が同席しました。
要請団は、稲田米昭小松島市長が、①国の見解(経済産業委員会で当時の甘利経産相が示した見解と通達=2007年6月1日)を認識せず、その方針と違った方法で計画を進めてきたこと②小松島市と建設業者の株式会社セイワ、沖洲地区コミュニティ協議会の間で結ばれた「合意書」(昨年8月20日)は「同意」といえるものではないことを、「市民の会」との交渉の中で認めたこと―を説明しました。その証拠として、この模様を報道した地元テレビ局のニュースの録画DVDを示し、「当事者も同意と認識していないもとでの申請書は差し戻すべきだ」と迫りました。
応対した製造産業部車両課の山下隆也課長は「同意の条件が整わない場合は、許可をすることはありえない。小松島市に真実を確認する」と回答しました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2010年1月14日)