品川正治さんの「反共は恐れるに及びません」という激励、JA全中のメッセージに涙がこぼれました。

 決議案は国民の自覚と力量を後押しし促進する党の任務を明らかにしました。真価が正面から問われるのが参院選挙です。なんとしても前進・躍進へと転じる選挙です。(拍手と「そうだ」の声)

 臨時国会での肝炎基本法の成立も、患者の怒りを受けとめ、国会を要所で動かしたのは党国会議員団でした。

 民主党は、後ろ向きでした。そこで患者の怒りが爆発したのです。「もう民主党にお願いしません。約束を守ってください。でなければ、新政権に闘争宣言をあげ、再び命がけでたたかいます」と。

 党議員団は、民主党・山岡国対委員長に「全会派が参加する開かれた協議の場と臨時国会での成立」を申し入れるなかで、局面を大きく変えました。数日後、女性から「患者の一人としてどんなにか勇気を頂けたことか」と手紙が居きました。

 基本法が成立し、この方と初めて会いました。「共産党はずっと怖いところだと思っていた。早く出合っていたら」と。山口原告代表は「共産党議員団とともに歩んでくることができました」と志位委員長に言いました。

 あらゆるたたかいで被害者、当事者と信頼関係を生み出してきたのは、「苦難あるところ党あり」の立党の原点と、綱領の力です。

 個別大企業にたいしてもモノを言い、派遣法の抜本改正とともに、現行法のもとでも「あらゆる手だてをつくして社会的責任を果たさせよ」という私の質問に、鳩山首相は「積極的に私としても動いてみたい」と答弁しました。傍聴した青年労働者は「みんなの力で変えてきたんですよね」と目を真っ赤にして語りました。彼もたたかいのなかで党に入り、「同じような労働者を助けていく側になりたい」と語っています。

 リーフに私の子どもからの感謝状が紹介されています。「あなたは日々弱い人たちのために、眠たい時も疲れた時も、よく仕事に励みました」。参院選挙を勝ち抜こうではありませんか。(しんぶん赤旗2010年1月17日)