日本共産党へのあたたかいご支持をいただいたことに、お礼を申し上げます。

 選挙戦で寄せられた「暮らしを守れ」「平和を」という願いを代弁する議席を守り抜くことができず、心からお詫び申し上げます。

 国民生活は苦しくなる一方で、消費税増税でくらしを壊すやり方、大企業にもうけを独り占めにしてしまう政治は断じて許されません。命と権利を守る政治へ、日本共産党をもっとたくましく、もっと大きくするために、仁比そうへいはいっそう力をつくしたいと思います。

 西日本17県という広い地域で活動し、国政のあらゆる課題に臨んで全力でがんばり、いくつかの成果をあげてきましたが、地域での日常的な活動に欠けるところがなかったのか、私自身、そのことを改めて反省しています。

 原爆症、薬害肝炎に苦しむ患者さん、有明海異変に苦しむ漁民のみなさんなどの声を国会に直接届けることができなくなったことを本当に悔しく思います。

 しかし、議席は失っても、そうした国民の声と実相に民主党政権は直視せよと、訴え続けてゆきます。そして、要求実現のために全力をつくす決意です。みなさん、ご一緒に政治を動かしてゆきましょう。

 これからも元気に明るく全力でがんばり抜く決意を申し上げて、ごあいさつとします。

7月12日午前8時 博多駅前での訴えから