仁比そうへい比例候補は、参院選最終日の7月10日、午前は福岡市博多区、午後は北九州市入り。日本共産党の躍進へ声を張り上げました。駆ける仁比候補をドキュメントで。

午前8時2分

 福岡市のJR博多駅博多口で最初の街頭演説。青年後援会のメンバーら
がビラを配布、プラスターを掲げて手を振ります。仁比さんは客待ち中のタクシーの運転手に「働いても、働いても生活保護以下の事態をつくったのが市場万能の規制緩和。その誤りを共産党は、みなさんと力を合わせて規制強化しました」。演説後、仁比さんは運転手と固い握手。

8時31分

 JR博多駅筑紫□。声は完全にからしながらも、消費税増税のカラクリを徹底して告発。「大企業減税の穴埋めに使われるだけ」「財政再建には使われないのが、ことの真相なのです」

9時15分

 JR竹下駅前。笑顔で手を振った食料品店の女性(66)。「子どもたちが100円しかもたんやったら、『I10円』とはいえない」。昭和5年創業の老舗。「年金は5万円ですぐなくなるし、商売をやめるにもやめられない」

10時42分

 千代での街頭演説。足を止めた男性(65)=城南区=は、「大企業を優遇しすぎだ。税制全体を公平なものにしないと」。山笠でにぎわう博多の街を快走。祭りの衣装を羽織った男たちが目立ちます。仁比さんは、大型車のデッキに立ち、笑顔で手を振り続けます。

11時59分

キャナルシティ前で街頭演説。みんなの党の比例候補とはち合わせ。ひたすら名前を連呼する同陣営とは対照的に、仁比さんは、ひたむきに訴えました。「水俣病、原爆症、肝炎などの被害者が『仁比さんは体の一部だ』と支持を広げてくれています。大分キヤノンを派遣切りされた青年が、正社員が当たり前の社会をめざして、選挙カーを運転してくれています。必ず国会にもどり、期待に応えたい」

 仁比さんは、午後は故郷・北九州市入り。

午後3時30分

 北九州市八幡西区での街頭演説。集まった聴衆に飛び込み、固い握手。「がんぱれ!」の「最後までがんばります」と応えました。

(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年7月11日)