西日本豪雨災害から5年となる7月8日、市街地のほとんどが浸水し、災害関連死も含め75人が亡くなった岡山県倉敷市真備町の被災者支援センター「ガーベラハウス」でメモリアルの集いが開かれました。日本共産党の仁比聡平参院議員があいさつし、参加者約50人が犠牲者へ黙とう・献花しました。

 センター共同代表で共産党の須増伸子県議は「生活のためにたくわえを吐き出した被災者を物価高騰が直撃しており、再建は道半ばだ」と報告し、「仮設住宅の提供終了をもって『住まいの再建は全て完了した』などと行政が災害を終わったことにしないよう訴えていく」と述べました。

 仁比氏は「声を上げれば政治は動かせることを示したガーベラハウスと被災者の運動は日本中の希望」と述べ、「チーム共産党の力で皆さんと要求実現を進め、自己責任を強いる社会を大もとから変えたい」と述べ、午後から現地調査を行いました。

 被災した女性は、要介護の夫を必死に2階に上げて救助を待ったことや避難後の困難を語り、「話ができて良かった」と語りました。

 日本共産党の氏平三穂子県議、すみより聡美衆院岡山1区予定候補、倉敷市議団の4氏が参加しました。(しんぶん赤旗 2023年7月9日)