日本共産党の仁比聡平参院議貝は7月9日、島根県益田市の演説会で、8月20日告示の益田市議選で現有1議席確保をめざす安達みつ子市議の勝利、次期衆院選の比例中国ブロックで大平よしのぶ元衆院議員の議席を回復しようと呼びかけました。

子育て中の女性と自営業の女性が応援演説。子どもが生まれるまで選挙に行ったことがなかったという女性は「社会の課題を知ることで一人ひとりの思いや行動は変わるし、いい方向に変わっていける」と述べました。

仁比氏は、投票率を上げたいとのこの女性の訴えに応え、「その決め手は、声を上げ、みんなで力を合わせれば社会は変えられるかもしれないという希望にあるのでは」と指摘。国民の声が届かない自公政権に国民とともに対決してきたのが共産党だとし、「今のひどい政治をやめ、乗り越える新しい政治をつくろう」と党の躍進を呼びかけました。

5期目に挑む安達氏はコロナ禍に苦しむ市民の国保税の減免申請に取り組み、提出した申請書が「一番わかりやすい」と行政の書式に採用されたと報告。「どうしたら市民を救えるかの思いで取り組んできた。みなさんの願いを託してほしい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2023年7月11日)