袴田事件再審開始決定に対する即時抗告審にあたり、検察がこれまで「存在しない」としてきた「5点の衣類」の写真のネガを、新証拠として「偶然」発見したとの主張に対し、ネガを発見した場所や経緯をただしましたが、警察庁は説明を拒否。「証拠隠し」と疑念を持たれてもしかたないと批判しました。
さらに、検察がDNA鑑定の信用性を別の事件では認め、袴田事件では「非科学的」としていることを「二枚舌」だと批判。
徹底して検証する第三者機関を設け、全面的に協力することが、二度と冤罪を繰り返さないための政治的責任だと強調しました。