3市総決起 勝利へ決意 高知

 高知県南国、香美(かみ)、香南の3市の日本共産党市委員会は合同で4月18日、香美市内で、にひそうへい参院比例予定候補を迎えて集会を開き、参院選の勝利に向けて総決起しました。

 にひ氏はロシアのウクライナ侵略に言及し、やめさせるには「声を上げることが一番の力になる」と強調しました。一方、この危機に乗じて自民党の一部や維新の会が「敵基地攻撃能力の保有」「核共有」の議論を出していることを批判。「今、憲法9条を生かす平和外交の日本をつくっていく正念場のたたかいになっている」とのべました。

 コロナ危機は、医療や介護、保育や福祉、社会保障の予算を大きく抑えてきた政治がもろいことをあらわにしたと指摘。「こういう自民党政冶に正面対決できるのは日本共産党しかない」と力説。「激戦の参院選を勝ち抜こう。先頭に立って頑張り抜く」と表明しました。

 参加者からは「街頭宣伝を強めよう」「後援会ニュースを配ったり支持を広げる担い手を広げよう」などの発言がありました。

3期目必ず 市議選応援 高知・土佐

 日本共産党のにひそうへい参院比例予定候補は4月18日、24日投票の高知県土佐市議選で3期目をめぎす村上のぶお予定候補(58)と街頭で支援を訴えました。

 にひ氏は村上氏の議席が「困った人を絶対に放らない、暮らしと命を守る、絶対になくてはならない議席だ」と力説。大企業や富裕層に中小企業並みの税金を払わせ、社会保障を大切にするケアに強い社会をつくろうと呼びかけ。地域を支える農林水産業の多面的な機能を大切にして、価格保障、所得補償で子育てができる第1次産業、豊かな故郷を取り戻すために頑張り抜くと表明しました。

 また、ロシアのウクライナ侵略に言及し、「国運憲章に基づく平和の秩序を回復することに知恵と力を尽くすのが政治家の最大の責任だ」と指摘。「どんな紛争も絶対に戦争にだけはしない、この道を進もう、これが憲法9条だ」とのべ、憲法を守り生かし、暮らしを守る願いを村上氏に託すことと、参院選での党躍進への支援を呼びかけました。

 村上氏は介護保険料や国保税の引き下げなどの政策を訴えました。

複数議席を 町議選訴え 岡山・矢掛

 岡山県矢掛町議選が告示(24日投票)された4月19日、日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補、すみより聡美参院選挙区予定候補が応援に駆け付け、石井のぶゆき(73)=現=、泉ひろみつ(67)=新=両予定候補の勝利で初めての複数議席獲得をと訴えました。

 にひ氏は、コロナ危機や格差拡大など、これまでの自民・公明の政治では住民の命を守れないことがはっきりしたと指摘し、格差を正し、ケアに手厚い社会、8時間働けば普通に暮らせる社会を」と訴え。4年前の西日本豪雨災害の被害を受けた矢掛町で、自宅に入り込んだ土砂撤去の公費負担を実現させた日本共産党の議席の役割を語り、「なんとしても2議席を勝ち取り、住民の命と暮らしを守る力を大きくしよう」と力強く訴えました。

 また、「ロシアのウクライナ侵略のさ中での選挙。憲法9条を生かす外交力の日本へと、みんなで声を上げることが侵略を止め、平和をつくる最大の力です」と呼びかけました。

 同日、にひ氏は備前市で、備前市議選(5月8日告示、15日投票)をたたかう、中西ひろやす、松本仁両予定候補とともに訴えました。(しんぶん赤旗 2022年4月20日)