日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は4月20日、山口県岩国市美和町で建設中の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を訪れ、山林の伐採などによる水不足や土砂災害などの被害に苦しむ住民らに話を聞きました。

 住民の相談を受け、解決へ力をあわせている松田一志市議予定候補、小川安士市議、藤本一規県議、地質研究者の越智秀二氏が同行。「美和町の自然を守る会」の中村光信会長ら6人と懇談し、現地を案内してもらいました。

 昨年5月と7月には開発現場の各所で土砂崩れが起き、川や県道、生活や農業などに新たな被害が発生。住民は今年1月、開発を許可した県に対し、工事の中止などを求める約1400人分の署名を提出しています。

 にひ氏はこの問題で3月に政府要請したことを報告し、「みなさんの暮らし、意思を踏みにじる乱開発は絶対に許さない。知恵を集め、願い実現へ頑張りたい」と述べました。(動画はコチラ)

 開発現場から川に流れ込んでいる濁った水は稲作に使えません。一昨年、昨年と稲作をあきらめた人もおり、水の早急な確保などが求められました。

 中村会長は「われわれがここで安心して生活できる、不安をなくすようにしてほしい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2022年4月22日