日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と仁比聡平参院議員は10月22日、厚生労働省内で山井和則政務官と懇談し、ウイルス性肝炎患者・感染者の悲願である「肝炎患者支援法」を臨時国会で成立させるよう要請しました。

 同法は、肝炎患者への医療費助成や治療中の生活支援などを行うためのもの。総選挙前の国会で与党案と野党4党案が出され、成立の見通しもありましたが実現しませんでした。

 高橋議員は「当時の野党4党で案も出したのだから、できないというわけにはいきません」と述べ、臨時国会での成立を強く求めました。

 仁比議員は「原告のみなさんの願いは切実です。症状が重くなっている、一日も待てないという思いです。議員立法の準備はできている。あとはゴーサインだけです」と強調しました。

 山井氏は「おっしゃる通り、肝炎患者支援法は待ったなしだと思っています」と述べました。(2009年10月23日(金)「しんぶん赤旗」)