福岡県行橋市議選(4月5日告示、12日投票)で現有2議席確保を目指す、日本共産党市委員会は2月23日、仁比聡平前参院議員を招いて演説会を開き、とくなが克子、田中次子両予定候捕の再選に向け決意を固めあいました。

 仁比氏は、野党共闘の発展や「桜を見る会」疑惑、検事定年延長問題を縦横に語り「安倍政権はいよいよ追い詰められている」と強調。築城基地拡張の予算の計上見送りについて、「市民と県民、全国がノーの声をあげた力です。地域で声をあげる、市民と野党の共闘を前進させる、その先頭に立つ2予定候補を必ず勝利させ、その力で総選挙を大きく勝ち抜こう」と呼びかけました。

 とくなが、田中両予定候補は、今川パーキングエリア事業など大規模開発推進の市政と、日本会議系市議による朝鮮人ヘイトを正当化する攻撃の裁判を批判しました。築城基地米軍基地化阻止の活動や子育て支援の充実などの実績を紹介。「市政を変え、基地強化やヘイトを許さない社会をつくろう」と訴えました。

 参加した女性(46)は「地域でも国でも日本共産党の議員が他に先駆けて悪い政治を指摘してきたとわかりました。友人に『候補の演説を聞いてほしい』と訴えたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2020年2月28日)