沖縄市で10月2日、日本共産党の小池晃政策委員長を迎えて、第7回沖縄県赤旗まつりが開かれました。5年ぶりの開催。会場の「沖縄こどもの国」に集った1100人の参加者は、来年の県議選勝利を誓い合いました。

 記念講演した小池氏は、住宅上空からのパラシュート降下訓練の強行や、垂直離着陸輸送機MVオスプレイ配備計画など最近の事例を挙げて基地被害のひどさを告発。そのうえで、先の「2プラス2」(日米安保協議委員会)で、沖縄の「負担」を「影響」と言い換えた民主党政権の〝二枚舌″ぶりを、「『負担軽減』を投げ捨て、アメリカの顔色をうかがい沖縄の民意を跨みにじる民主党政権と、米軍の暴挙は許せない」と批判しました。

さらに、「基地だけでなく、八重山の子どもたちに沖縄米軍基地を教えず、自衛隊賛美の教科書まで押しつけることば断じてやめるべき」だと強調。県議選で日本共産党を追い落とし、力関係を変えて基地建設をおし進めようとする基地推進派の動きを警告しました。

赤嶺政賢沖縄県委員長・衆院議員は、「沖縄人民党以来、県民の先頭に立って基地のない沖縄を切り開いてきた日本共産党の役割と真価を発揮し、勝利の出発点 にしよう」と呼びかけました。

仁比聡平前参院議員と田村貴昭党国会議員団九州沖縄ブロック事務所長も挨拶。稲嶺進・名護市長のメッセージが紹介されました。(しんぶん赤旗 2011年10月3日)