創立60周年を迎えた新日本婦人の会(新婦人)福岡県本部は12月4日、北九州市内で、「未来につなごう新婦人!」と題した、創立記念のつどいを、190人の参加で開きました。

 日本共産党の仁比聡平参院議員が来貧あいさつ。仁比氏は、新婦人の反戦平和の活動が「憲法9条を実のあるものにし、国民的な多くの運動と手を結び合って世界と日本を動かしてきた」とのべ、岸田自公政権が大軍拡などを進める一方、国民のたたかいが政権を追い詰めているとし、「力を合わせて、大きく足を踏み出していきましょう」と訴えました。

 三輪幸子実行委員長は、「子どもたちに平和で持続可能な社会を手渡していきましょう」と呼びかけ。結成当初からの会員が26人出席し、代表して仁比貞子さん(86)が「命ある限り、頑張っていきたい」とのべました。

 つどいでは、各支部で取り組む「リズム小組」や、次世代チーム「ミルキーウエイ」によるコロナ禍での活動を交流。中央委員でもある、幼児教育専門家の熊丸みつ子さんは、笑いも交えたトークで、「本当に平和な日本を子どもたちに手渡すためにご一緒に頑張っていきましょう」と訴え、会場は大きな拍手に包まれました。(しんぶん赤旗 2022年12月6日)