山口県下松(くだまつ)市で3月20日、日本共産党の、にひそうへい前参院議員・参院比例予定候補を迎えた演説会が開かれました。夏の参院選での比例5議席獲得、4月3日告示・10日投票の同市議選で現有2議席確保をめざす渡辺敏之、田上茂好の両現職を勝ち抜かせてほしいと訴えました。オンラインでも視聴されました。

 渡辺、田上の両氏が決意表明。今期で勇退する無所属の近藤則昭市議が応援演説し、「(議会で)唯一、この2人が市民に直接、寄り添っている。必ず、みなさんの期待に応えられる」と語りました。

 にひ氏はコロナ禍で各地に広がる食料支援などの活動にふれ、「私たちの頑張りが確かな力となり、若い世代に勇気を広げている」と強調。格差と貧困が広がる中、「一緒に世の中を変えようと呼びかける共産党が元気に、街で、議会で頑張ることがとても大切です」と述べました。

  2013年の参院選で党が比例で初めて5議席を獲得して躍進し、政権の暴走に立ち向かう大きな力になったと力説。「私たちが今、このふんばりどころで頑張り抜いて選挙に勝ってこそ、市民と野党の共闘を再び盛り上げ、憲法改悪を進める翼賛態勢をつくらせない一番の力になる」と語りました。(しんぶん赤旗 2022年3月21日)