鳥取市で3月3日、日本共産党の仁比そうへい参院議員を招いた演説会が開かれました。

 会場は満席となり演説会後、30代の女性が入党を決意しました。

 仁比氏は消費税110%への増税を狙う安倍首相の根拠が崩れたと指摘。消費税に頼らず、大企業に中小企業の法人税率を適用すれば4兆円、株取引に適正に課税すれば1・2兆円の財源ができると紹介し、県議選での2議席確保、参院選での市民と野党の共闘勝利、党の躍進で自公を少数に追い込み、安倍政治にサヨナラしようと呼びかけました。

 市谷とも子県議は、平井県政は安倍政権いいなりで冷たい県政だと批判。外国の企業と旅行客のために100億円以上使っていると指摘し、地元の中小零細企業、農林水産業を支援してこそ地域経済の振興になると力説しました。

 応援演説した介護士の男性(23)は「低賃金、長時間労働、サービス残業は当たり前。この状況を変えてほしい」と党の躍進に期待を寄せました。

 演説を聞いた女性(65)は「安倍政権に何を言ってもムダじゃないかと心が折れそうになるが、共産党に元気をいただいた」と話しました。(しんぶん赤旗 2019年3月5日)