日本共産党の仁比そうへい参院議員は9月26日、宮崎市で開かれた日本共産党女性後援会の集いで女性への人権侵害、沖縄県知事選などについて話しました。
仁比氏は、財務省のセクハラ問題や東京医科大が女性受験者を一律に減点していた問題、杉田水脈衆院議員の発言などに触れ、憲法14条や24条の根底にある個人の尊厳に照らしてありえない事態が進行していると指摘。「憲法を実現していく社会をつくっていくことは日本の民主主義を実現していく上で太い柱の課題」と話しました。参加者は「署名をとる時、男性の方が『この子(女性)はいいから』と署名を断った。自分が一人の人間として生きていくことがどういうことか女性に学んでほしい」など語り合いました。
25日に2019年の統一地方選への立候補を表明した新人の久保田早紀宮崎市議予定候補は、「日本の議会では女性議員が少なく、答弁する行政側も男性ばかり。多様な意見や母親の願いを実現する立場として頑張りたい」と述べました。(しんぶん赤旗 2018年9月29日)