日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は7月1日、山口県の山陽小野田、山口両市で街頭から党への支持を訴えました。

 仁比候補は消費税増税問題にふれ、「民主党も自民党も消費税を10%にすると言う。増税の本当のねらいは、大企業の法人税の穴埋めにすることだ」と指摘。「『増税はごめんだ』という声が広がり、菅さんは増税をしても、収入の少ない人は税金を返すと言い出したが、返すぐらいだったら、初めから増税をやめたらいいじゃないですか」と強調しました。

 「共産党は、大企業優遇のための消費税増税にきっぱり反対を貫く党です。みなさんの力で国会に送ってください」と訴えました。

 友人と誘い合って聞いていた75歳の女性は「仁比さんの言うとおり。公約を破った人の言うことは信用できない」と話していました。

 大和政夫さん(75)は「年金から国保料や介護保険料、市県民税まで天引きされ、残った年金はわずか。これでは生活できない。大銀行は税金を1円も払っていないのは許せない」と語りました。

(2010年7月2日 しんぶん赤旗)