熊本県の日本共産党宇城地区委員会は9月23日、仁比聡平参院議員を宇土(うと)市に迎え国政・市政報告会を開きました。10月9日告示(16日投票)の宇土市議選をたたかう福田けい一予定候補=現=が市政報告しました。

 仁比氏は、国の年金削減や消費税減税の拒否、インボイス制度導入の強行を批判し、「暮らしを守れ」の声をあげるときだと指摘。「暮らしにやさしく強い経済」をつくるためにも、「大軍拡・軍事費2倍をもくろむ一方での、社会保障の切り捨ては断じて許してはならない」と強調するとともに、国会でも頑張る決意を語りました。

 統一協会と自民党の癒着問題では、閉会中審査で、憲法違反の「国葬」と、癒着の頂点の安倍元首相について岸田首相を追及したことを紹介しました。

 福田氏は、▽学校給食費の無料化や国保税の負担軽減・子どもの均等割廃止など「くらし・子育て支援」▽地場産業、業者への支援拡充など「農林漁業、中小企業応援と地域活性化」-などを訴えました。

 参加者した男性は、「要望や要求の実現に仁比さんが国会にいてくれて心強い。宇土市では福田さんの再選を応援したい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年9月27日)