高知県日本共産党後援会は9月24日、仁比聡平参院議員を迎えて高知市で国政報告会を開き約100人が参加しました。

 仁比氏は安倍元首相の「国葬」の問題で、「戦前、国葬は国民を戦争遂行に精神的に総動員していくテコにされ、人々の良心の自由、内心の自由を著しく侵してきた。だからこそ戦後、主権在民、平和を希求する憲法の下で、国葬令は廃止された」とのべ、「閣議決定で『国葬』を強行するなど断じてありえない」と力説。統一協会と自民党のゆ着の問題で、「自民党が統一協会の広告塔になって霊感商法などの国民の被害を広げてきた罪はあまりにも重い」と批判。安倍氏と統一協会の関係を調べず、国会議員の「点検」で幕引きをはかることはありえないと強調しました。「国葬」に反対する流れを「安倍、菅、岸田政治を根本から変えていく力に何としても発展させたいと思う」と訴えました。

 国政報告会の後、同後援会総会が開かれました。(しんぶん赤旗 2022年9月27日)