小松島競輪場外車券場「サテライト」の建設計画が、業者の申請取り下げによって白紙となった徳島市の沖洲地域で7月7日、反対運動に取り組んだ住民の会と国とのパイプ役を果たした日本共産党の仁比そうへい参院比例候補が街頭演説をし、住民と計画白紙包を喜び合いました。

 仁比候補は、住民の知らないもとで建設許可の申請がされ、進められていた経過を説明し、「世帯の半数を大きく超える署名が提出されたことを聞いたとき、私は『これで決着がつけられる』と思いました」と振り返りました。

 さらに、どんな事業も住民を無視して推進することはできないことが証明されたと指摘し、日本共産党がみなさんの願いを正面から受け止め、どんな困難にも負けずにがんばれるのは、国民の苦難の軽減を最大の目的とする党だからです。この宝の議席を失うわけにはいきません」と力強く訴えました。

 これに先立ち、加戸悟徳島市議が、建設を白紙に追い込んだのは署名と仁比さんが果たした役割にあったと強調。古田もとのり参院徳島選挙区候補は、仁比候補と最後まで全力を尽くす決意を語りました。

(しんぶん赤旗 2010年7月8日)