岡山集会=2010.01.24

 日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は1月24日、党岡山地区委員会が開いた、岡山市内の4カ所の演説会で訴えました。(写真は波瀬孝さんより提供)

 仁比議員は、肝炎の患者団体や非正規切りにあった若者と心を通い合わせて、政治を前に動かす国会議員団の活動を紹介。この10年間で企業がため込んだ200兆円の内部留保の3・5%で非正規労働者を正規化できることをあげ、「労働者や中小企業を犠牲にしてため込んだもうけを、いまこそ国民にかえせと、声を大きくしてください」と訴えました。

 垣内雄一参院岡山選挙区候補は「経済同友会終身幹事の品川正治さんも『共産党が出番のとき、自信を持ってほしい』とあいさつされました」と第25回党大会の息吹を語り、「参院選挙で比例代表の5議席を必ず。岡山選挙区で勝利を」と訴えました。各会場で、来年の県、市議選をたたかう議員と新人候補者が参院選と一体にたたかう決意をのべました。

 北区の演説会の立ち席で聞いていた女性(40)は「初めてなんですが、仁比さんのお話は、私たちが一番求めていること。弱い立場の人たちの心に根ざした考えが伝わってきました」と語りました。中区の会場に参加した女子学生(21)は「一番の関心は沖縄の米軍基地の返還。仁比さんがいう通りだと思います。生活のなかに戦争のための基地があることは受け入れられません」と話しました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2010年1月26日)