日本共産党の仁比聡平参院議員と大平喜信前衆院議員は4月21日、広島市の繁華街での演説で国政報告し、来年の参院選、統一地方選での躍進を訴えました。中国ブロックの青年キャラバンの一環で、青年らとともに宣伝。通りがかった年配の男性が「安倍政権を倒せ」と声援を寄せました。

 仁比氏は、核兵器禁止条約の採択や朝鮮半島をめぐる動きにふれ、「今、世界で、北東アジアでも平和を願う一人ひとりの声が大きなうねりとなって、非核化と平和体制を構築するという大きな激動をつくり出している」と強調。「今こそ、憲法9条を持つ日本が平和的な解決のために積極的なイニシアチブを果たす、そういう政治を一緒につくりだそう」と呼びかけました。

 大平氏は、「被爆地、平和都市広島から党派や立場、支持政党の違いを超えて安倍政権のもとでの9条改悪は絶対許さないの声を上げていこう」と訴えました。

 バス停でじっと聞いていた男性(82)は「安倍首相には一日も早く辞めてほしい」とのべ、「共産党は筋が通っている」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年4月24日)