参院選で日本共産党の躍進をめざす中国ブロックは1月4日、鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県でいっせい宣伝にとりくみました。党岡山県委員会は、仁比そうへい参院議員・比例候補を迎え、岡山駅前で街頭演説をおこない、垣内雄一参院選挙区候補も訴えました。
仁比氏は、沖縄の米軍嘉手納基地の水光熱費が1日1000万円もかかっていることをあげ、「月3億円もの電気代を、みなさんの血税から思いやり予算だといって払ってやる。こんなアメリカいいなりの政治をやめ、軍事費を削って暮らしと福祉にまわせと、日本共産党はこの声を高く掲げてがんばります」と訴えました。
米軍普天間基地の撤去を訴えた仁比氏は、「日米安保条約はもうやめてアメリカと友好条約を結び、日本が非同盟、中立、平和の道をすすむことによってアジアに大きな平和の展望を切り開くため、全力をつくします」と語りました。
集まった聴衆から「そうだ!」の声が上がり、車の窓を聞けて手を振る親子もいました。
垣内候補は、岡山市内で開設された「年越派遣村」に235人が助けを求めて入村したことをあげ、雇用対策、失業対策を訴えました。「政治を変えたいと願う国民のみなさんの声と運動を後押しして日本共産党は頑張ります」とのべ、参議院選挙での躍進を訴えました。(しんぶん赤旗2010年1月5日)