日本共産党の、にひそうへい前参院議員・参院比例候補は12月11日、米軍岩国基地(山口県岩国市)の機能強化に反対し、市内で月3回座り込んでいる「愛宕山開発跡地見守りの集い」に参加しました。比例候補として中国5県での最初の活動となるにひ氏は、「みなさんとご一緒に岩国基地の数々の問題を頑張り抜いてきました。何としても議席を奪還し、静かな岩国、平和な日本をつくるために全力で頑張る」と訴えました。
集いには党派を超えた市民ら約50人が参加。前日までに米本土の空軍基地からステルス戦闘機F35A計12機が岩国基地に飛来しており、集いの最中も戦闘機が離陸する爆音に包まれました。
愛宕山を守る会の岡村寛世話人代表は、外来機の相次ぐ飛来など米国追随の日本政府の対応を批判。「変えるには政治の変革しかない。にひさんにはぜひ当選していただき、政治の色を塗り替えてほしい」と述べました。
にひ氏は憲法9条の値打ちを示し、「対話と外交の力でアジアの平和と安定をつくっていく。草の根から一日一日運動を広げ、戦争する国づくりのたくらみをはね返していきたい」と語りました。
F35Aの飛来などについて、参加者は「岩国基地がアメリカの世界戦略の重要な拠点にさせられている」などと指摘しました。(しんぶん赤旗 2021年12月12日)