九州・沖縄8県の日本共産党は11月15日、各地でいっせい宣伝を行いました。総選挙で掲げた公約実現に全力を尽くすとともに、来年夏の参院選勝利に向けて市民と野党の共同を広げ、奮闘する決意を語りました。

 総選挙後初めての日本共産党九州・沖縄ブロックいっせい宣伝が取り組まれた、福岡市では、夕方のJR博多駅前で仁比聡平前参院議員と高瀬菜穂子県議が、県委員会のメンバーらとともに訴えました。

 仁比氏は、総選挙での野党共闘が「これまでとは全く違った力を持つものになった」と強調し、59選挙区での勝利などを力説しました。岸田自公政権によるコロナ対策での給付金をめぐる問題、石炭火力に固執する気候危機対策などを批判。「来年の参院選で必ず議席を取り戻し、新しい政治を大きく前に進めていく」と決意をのべました。動画はコチラ

 高瀬氏は、「今の選挙制度では野党共闘しかない。来年の参院選勝利に向け引き続きのご支援を」と呼びかけ。4野党の共通政策、党の「四つのチェンジ」の公約実現に向け、「国会、地方議会で全力をあげる」と力を込めました。

 声援とともに「しんぶん赤旗」見本紙が次々に受け取られました。フリーランスで働く60代の女性は、総選挙後、改憲議論が加速していることに「こわい」と実感を込め、「共産党に頑張ってほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2021年11月17日)