来年夏の参院選で九州・沖縄など西日本17県を活動地域にして再選を目指す仁比そうへい参院議員・比例候補と、建設的野党・日本共産党の姿を広く有権者に知らせようと、九州・沖縄ブロックいっせい宣伝が12月14日、各地で取り組まれました。仁比議員は、北九州市のJR小倉駅前に北九州市議とともに街頭から訴えました。いっせい宣伝は21日も取り組まれます。
仁比参院議員・比例候補が北九州で 福岡市でしのだ候補
仁比そうへい参院議員・比例候禰の北九州市のJR小倉駅前の街頭宣伝には、大石正信、八記博春両市議も訴えました。しのだ清参院福岡選挙区候補は、博多駅博多口前(福岡市)で訴えました。
福岡県内の宣伝は、県内49カ所で実施。91の党支部から220人が参加し、「仁比押し出しリーフレット」約8200枚を配布しました。
仁比議員は、「〝貧困ライン″以下の生活を強いられている国民はおよそ6分の1、約2000万人を超えていた」と、貧困が広がっていることを告発。日本共産党が掲げている「労働者派遣法の抜本改正」「最低賃金は時給1000円以上」「失業給付を全国的に緊急延長する」などの政策を紹介しました。
さらに、「〝働くルール″〝生活と暮らしを守るルール″をつくっていくのは、国民と政治が力を合わせていくことにある。私は雇用とくらしを守る政治の実現に全力をあげる」と語りました。
仁比議員は、後期高齢者医療制度の廃止を民主党はじめ、現在の与党が4年後に先送りしている態度を批判。日本共産党が同制度の廃止と、お年寄りの医療費と子どもの病院代は窓口負担無料化をすすめると力説。「憲法25条・生存権の保障が実現されていく日本をつくろう」と呼びかけました。
〝建設的野党〟の立場訴え 大分
大分市では県庁前で党県委員会、中部地区委員会の7人と、堤栄三県議、福間健治、河野広子の両大分市議が加わり街頭宣伝。仁比そうへい参院議員・比例候補の活動を紹介するリーフレットの「しんぶん赤旗」号外を配布しました。
カラーリーフの受け取りはよく、手にとって眺めながら出勤する姿も見られました。
堤県議がマイクを握り、普天間基地問題で二転三転と動揺をくり返す鳩山政権を批判し、「基地の無条件閉鎖・撤去は県民の共通した願いだ。県内たらい回しではない」。また、子ども手当の財源問題などで「庶民増税は許せない」と訴え、日本共産党は国政でも県政でも政治のあり方を国民本位にあらためる〝建設的野党″の立場で奮闘すると訴えました。
来年7月の参院選で仁比議員が政党名を書く比例代表で再選をめざすことを紹介。「大きな支援、協力を」と呼びかけました。
財界、軍事同盟中心ただす
鹿児島県では、まつざき真琴県議、大園たつや鹿児島市議など地方議員、県、地区機関と支部のメンバーが、JR鹿児島中央駅など主要な駅、電停、ターミナル、ハローワークかごしま前などでハンドマイク宣伝。あわせて仁比議員・比例候補を紹介したリーフレットを配布し、参院選挙での日本共産党の躍進を訴えました。
まつざき県議らは「雇用の問題でも、米軍基地の問題でも、財界やアメリカの妨害、抵抗がすでにはじまっています。これをうちやぶるためには、『財界中心』『日米軍事同盟中心』の政治の転換をめざす党=日本共産党が大きくなることが欠かせません」と力を込めて訴えました。
「来年7月の参院選は、日本共産党へのご支持をぜひ」との訴えに、JR鹿児島中央駅前では若い女性がお菓子を差し入れ、「ぜひ頑張ってください」と激励。谷山電停前では雇用相談が寄せられました。(しんぶん赤旗 九州沖縄のページ 2009年12月15日)