北九州市医師会で末崎事務局長(左から3人目)と懇談する仁比議員(その左)ら=2009.12.14北九州市

 西日本17県を活動地域にする日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は12月14日、北九州市入りし、タクシー協会、医師会、商工会議所、宗教者、福岡県建設労働組合の支部などを訪ね、懇談しました。タクシー協会では率直な悩みが出され、医師会では「開業医もやっていけるようにしてほしい」と診療報酬の引き上げが話題になりました。

 北九州市医師会との懇談では末崎一博事務局長が新政権に診療報酬引き上げを期待していたのに、その方向に向いていない現状を批判。開業医への配慮を求め「目標は一緒ですから」と語りました。

 懇談は地域医療の連携強化にまで話が及び、仁比議員は「大きな病院を軸に開業医と協力して命を守る仕事が成り立っている」と指摘。末崎事務局長は「患者にとっても大きな病院と開業医が連携していくことで効率的な医療の受け方ができる」と応じました。

 北九州タクシー協会では、矢野正弘専務理事が応対。タクシーをめぐっては今年6月、安全低下をもたらした規制緩和を見直す、タクシー規制強化法が成立しました。矢野理事は「ありがとうございました」と述べ喜びを口にしました。その上で、小さい会社の多い北九州市で規制を強化していくなかでの悩みが出されました。

 北九州商工会議所との懇談では羽田野隆士専務理事と活発に意見交換しました。

 懇談には、大石正信、八記博春両北九州市議、全国宗教人・日本共産党を支持する会の鬼塚賀津子さんらが同行しました。(2009年12月15日(火)「しんぶん赤旗」)