第10回鳥取県「赤旗まつり」が10月16日、米子市湊山公園で開かれ、約千人が参加しました。
日本共産党の笠井亮衆院議員(党原発・エネルギー問題対策委員会責任者)が記念講演し、石村智子衆院比例中国ブロック予定候補、岩永なおゆき鳥取1区予定候補が決意を表明しました。
笠井氏は、九州電力のやらせメール問題について詳しく語り、原発の再稼働と輸出をストップさせてきた日本共産党の国会論戦と「しんぶん赤旗」報道、草の根の運動の役割の重要性を強調。再稼働について「法律を守る意識の薄い電力会社が危険な原発を持つことほどこわいことはない。ウソつきの電力会社が安全性をテストし、やらせ常習の保安院が評価し、情報を隠す原子力安全委員会が確認し、しろうとの首相や大臣が判断することに、国民の納得は得られない」と指摘し、原発ゼロと再生可能な自然エネルギーの急速な普及に向けて国民的共同をつくろうと呼びかけました。
シンポジウム「どうなる、どうする原発ゼロと自然エネルギー、私たちのくらし」では、NPO法人フォレストアカデミージャパンの狩野宏副理事長、ナノ・オプトエナジーの久保田仁工場長、弁護士の仁比そうへい前参院議員、新日本婦人の会の原展代さんがパネリストを務め、島根大学の上園昌武教授のコーディネートで活発に討論しました。
岩手県山田町の木村洋子町議が「被災地の“いま”」を報告。中央舞台では、松平晃さんのトランペット演奏、倉吉9条バンド&ペンペン草ライブ、米子がいな太鼓、さんこ節、田植え唄などが披露され、会場はたくさんの模擬店でにぎわいました。(しんぶん赤旗 2011年10月17日)