日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は5月10日、福岡市で街頭宣伝した後、佐賀県唐津市に移動し、市内での懇談や街頭での訴えを終日行いました。かみむら泰稔参院佐賀選挙区予定候補、井上祐輔県議、浦田関夫、黒木初の両唐津市議が同行しました。

 党地区委員会が主催した懇談では、参加者から唐津市に隣接する玄海原発(玄海町)の「核のゴミ」や原発事故での放射線への不安の声が出されました。にひ候補は原爆の「黒い雨」被害者も国に救済の要件を限定されていることを指摘、「放射線の被害は何世代も続いていく。原発をやめて、自然エネルギーへと転換しなければいけないのに、九電は太陽光発電の出力制御などをしている」と批判しました。

 同市七山に計画されている風力発電計画が環境破壊につながるとの懸念の声も出され、井上県議が進捗(しんちょく)状況などを答えました。

 街頭宣伝では、にひ予定候補は「参議院選挙で、憲法9条を変えようとする自民、公明、維新の会、国民民主に3分の2の議席を握らせるわけにはいかない。反戦平和を一貫して訴えてきた日本共産党に支持をお寄せください」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2022年5月12日)