来年7月の参議院選挙に西日本を活動地域に立候補する日本共産党の仁比聡平参院議員・参院比例候補と篠田清参院福岡選挙区候補は11月2日、北九州市内の労働組合や業者、病院、法律関係などを訪問し懇談しました。訪問には、衆院選をたたかい、新たに国会議員団九州沖縄ブロック事務所長に就任した田村貴昭氏が同行しました。
仁比、篠田両氏は、自治労連北九州市職員労働組合の事務所で礒田英実委員長ら三役と懇談。「民間委託」化が報道された市立若松病院の存続問題をはじめ、診療報酬の改定、保育制度の改定、北橋市政のあり方などについて、双方が率直に意見を交わしました。
そのあと、健和会大手町病院、北九州第一法律事務所、小倉民主商工会、新和タクシー、北九州地区労働組合総連合などを訪問し、あいさつしました。
党市議団と意見交換も
両氏は、これに先だって党北九州市議団(石田康高団長、10人)と懇談。地元の市民、団体から出されている国政・市政にかかわる要望を実現するための活動にむけて意見を交換しました。
この中で、同市における党の「建設的野党」としての役割・探究、市民の党国会議席への期待などについて議論し、これらと一体になって、今後の参院選、同市長選、いっせい地方選(県議選)など一連の選挙にむけてスタートダッシュしていくことを確認。仁比氏は「党の役割と責任を果たし、一連の選挙で勝利していきたい」と語りました。
また、市議団側からは、航空自衛隊芦屋基地(福岡県芦屋町)に所属するT4訓練機の騒音問題に悩まされている「朝鮮学校」(同市八幡西区)の副理事長から、「何とかならないか。懇談したい」との声が寄せられているため、仁比氏に要請。また、30入学級、、雇用・失業問題、生活保護、零細企業対策、介護保険問題での市民運動の問題などについて話し合いました。(しんぶん赤旗 九州沖縄のページ 2009年11月4日)