日本共産党長崎県労働者後援会は6月2日、学習決起集会を長崎市内で開きました。にひそうへい参院比例予定候補がオンラインで参加。安江あや子選挙区予定候補が訴えました。

 にひ予定候補は、ロシアのウクライナ侵略に乗じた核共有、憲法改悪などの議論について、「力対力、核には核という考え方は逆に日本に戦禍を呼び込んでしまう。国会では憲法改悪を国民に押し付けようと翼賛化が進んでいる。参議院でも改憲派に3分の2以上を握られることは絶対にさせない」と力を込めました。

 アべノミクスで増えた大企業の内部留保について、「133兆円増えたが1人当たりの実質賃金は年収で22万円も下がった」と指摘。増えた内部留保に適正な課税をして賃上げ支援などを行う共産党の提案を紹介し、「街頭でも懇談会でも大変な反響を呼んでいる。消費税の5%減税、インボイス中止とともに実現に向けがんばる」と決意を語りました。

 参加者との意見交換で、建交労後援会の男性は「郵便局労働者の労災をめぐる難しい事案があった時、にひさんと共に認定を勝ち取った。にひさんの力が国会にほしいとあらためて実感している」と語りました。

 安江予定候補は「最賃を全国どこでも1500円にと長崎から発信していきたい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2022年6月4日)