佐賀県の日本共産党北部地区委員会は7月30日、仁比聡平参院議員を迎え、唐津市内で党創立100周年記念集会を開きました。

仁比氏は新しい参院議員のバッチをつけ登壇。北部地区委員会の歴史にも触れ、党の100年の重みを語りました。参院選を振り返り、「ロシアのウクライナ侵略を受け、『戦争だけはダメだ』『平和を取り戻そう』という国民の声に党の訴えがかみ合った」と話し、「大企業の内部留保の一部を活用して、時給1500円に」と訴えると若い世代を中心に大きな反響があったことを報告。物価が上がる中、年金を下げ、自己責任論をふりまく自民党政権への批判に、有権者から「そうだ」と反応が返ってきたことを語りました。

参院選で選挙区候補としてたたかった上村泰稔県書記長は、党の訴えに確かな手ごたえがあったことを紹介。「高校生が選挙公報を見比べて、私の思いに合致している」と、投票してくれた経験を話しました。

北部地区のこれまでの歴史をスライドショーで紹介。50年党員、永年党員の表彰も行われました。井上祐輔県議があいさつし、各労組、団体からも発言がありました。(しんぶん赤旗 2022年8月2日)