熊本県の日本共産党水俣市委員会は11月23日、仁比聡平参院議員を迎え同市で演説会を開き、来年の参院選、統一地方選での党躍進に支援を呼びかけました。現有2議席確保をめざす現職の高岡朱美、新人の平岡朱の両市議予定候補が訴え、約100人の参加者が大きな拍手で応じました。勇退する野中重男市議が市政報告しました。
仁比氏は、「なし崩しの外国人労働者受け入れ」をろくに審議せず強行しようと狙い、原発再稼働や「戦争する国づくり」をすすめる安倍政権の暴走を解明しました。これに立ち向かえるのは「野党と市民の共闘を本気で前進させ時代を切り開いてきた日本共産党しかない」と強調。「安倍政治を終わらせるため、共同の輪を広げて必ず勝ちぬく決意だ」と力を込めました。
高岡氏は、水俣病被害者救済や子育て支援、農林漁業振興、商店街の活性化に向けての市議会での提案を紹介。平岡氏は「困っている人に寄り添う政治をめざしたい」と決意を語りました。
参加した男性(24)は、「日本共産党が水俣病患者に寄り添って解決に取り組んでいることなど、(一般の)報道では伝えられない。聞けてよかった」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年11月27日)
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