日本共産党広島県青年・学生後援会「かえるネットひろしま」は6月16日、仁比そうへい参院比例候補と対話する集会「トーク・ライブ・ウィズ・ニヒ」を広島市東区で開き、約30人が参加しました。集会の模様はインターネットで配信され、岡山市でも中継。ネット中継は、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用する多くの若者が視聴しました。

 集会のテーマは「日本共産党の『ニヒノミクス』が日本を変える」―。仁比氏は「『アベノミクス』は大企業や大金持ちがもうかることばかり考えるが、『ニヒノミクス』は暮らしの現実を出発点に考える。若いみなさん一人ひとりが自身の可能性を発揮し、人間らしく生き生きと働ける社会をめざす」と説明。大企業中心でアメリカ言いなり、侵略戦争美化の政治を力を合わせて切り替えようと呼びかけました。

 党広島県委員会青年・学生部の大平喜信部長は、街頭で若者に「いま一番なんとかしたいことは?」と尋ねて集めた「学費を安くして」「ブラック企業なくして」「就職難をなんとかしたい」など生の声を紹介。「原発を再稼働させないために何をしたらいいか」などの質問も寄せられ、仁比氏はていねいに答えました。

 ネット中継を視聴した青年から「仁比さんの熱い思いが伝わってきた」などのコメントが寄せられました。

「仁比さん 熱い人」

 「伊方原発を再稼働させないために何をしたら?」「原発に代わるエネルギーは?」と、岡山からの質問に仁比さんが答え、参加者たちが聞き入りました。「国民の苦難あるところ日本共産党あり」と仁比さんが締めくくると、会場は若者たちの拍手で沸きました。

 仁比さんの話を聞くのは初めての青年も大勢いました。その一人、医師の女性(26)は「入院していたとき、同室の患者さんの生活保護受給の手助けをして、黄門様と呼ばれたエピソードが良かった。やっぱり仁比さんは熱い人。そんな人柄が分かって良かった。『いい人なんだよ』と人にもすすめたい」と話しました。

 「政治に興味がなかったけど、仁比さんが若者の仕事のことだとか、いろんなことを考えてくれていることが分かった。国会で頑張ってほしいから、選挙にいきます」(21歳男性)。「初めて聞いて、共産党の政策に興味がわいてきました。原発を無くして、自然エネルギーに転換するのがいい」(20歳男子学生)と青年たちが感想をのべました。(しんぶん赤旗 2013年6月18日)