日本共産党の仁比聡平参院議員と吉井英勝衆院議員は1月16日、神戸市中央区の兵庫レッド・パージ反対懇談会の事務所を訪れ、レッド・パージ犠牲者の大橋豊さん(78)と安原清次郎さん(87)と懇談しました。
大橋さんらは日本弁護士連合会に人権救済を申し立て、日弁連は昨年十月、政府・関係企業に名誉回復と補償を勧告しています。
仁比議員は、「日本共産党国会議員団として、みなさんをお訪ねするのは初めてです。画期的な勧告をかちとったみなさんのたたかいに心から敬意を表します」と激励し、「みなさんの思いをうかがい、ことしをこの問題が大きく前進する年にしたい」とのべました。
レッド・パージで川崎製鉄を解雇された安原さんは、両議員の問いに答え、石を拾ってきて売って生計を立てていたなど解雇後の苦労を紹介。「とにかく(国や企業に)謝らせることが私の仕事です」と力強く語りました。
一同は、今後のたたかいなどについてなごやかに語り合いました。
党兵庫県委員会の松田隆彦書記長が、同席しました。(2009年1月17日(土)「しんぶん赤旗」)