ジェンダー平等を目指す上での課題を聞き参院選の政策にもいかそうと、日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補とまじま省三参院福岡選挙区予定候補は4月13日、福岡市内で女性弁護士らと懇談しました。高瀬菜穂子県議ら党福岡県ジェンダー平等委員会のメンバーが同席しました。

 女性協同法律事務所から原田直子弁護士ら7人の弁護士が参加し、「女性の社会的地位について政策課題として正面から取り上げてほしい」と強調。女性の貧困や性教育などの問題点を県内の行政や民間の女性支援の現状を踏まえて語りました。

 にひ予定候補は、ジェンダー問題と家族の関係について「(『親権』をはじめ一部の社会制度は)家父長制、父権思想を引きずっており、自民・維新はそれを復古させようとしている。(両性の平等を定めた)憲法24条を完全に実施することが必要」と指摘。党のジェンダー政策を説明すると共に、刑法の性犯罪規定や選択的夫婦別姓をめぐる国会活動を報告しました。

 党ホームページの改善や男性に対する訴え方、女性候補者の積極採用などで意見交換。「他党にはない、本当に風穴を開けるイメージをつくってほしい」との激励に、にひ予定候補は「(性差別からの)解放を願う方々が男女問わずたくさんいる。その要求を代弁する国会の議席を取り戻したい」と述べました。(しんぶん赤旗 2022年4月15日)