日本共産党ジェンダー平等委員会(責任者=倉林明子副委員長、参院議員)は6月26日、東京・JR新宿駅東南口で、6色のカラフルな新のぼり旗を掲げ、街頭宣伝を行いました。シールアンケートでは多くの若者が足を止め、ビラを受けとって質問する姿も見られました。

 倉林氏は、「結婚したい人が自由に結婚できて、希望する数の子どもを産めるような環境を政治が整えてこそ、少子化にも歯止めをかけられる」と強調。「軍拡ノー、暮らしや命が最優先で、ジェンダー平等の社会をつくっていくために全力で頑張る」と訴えました。

 同委員会副責任者の山添拓参院議員は、「男性であれ女性であれ、人間らしく暮らし、自分らしく生きられる社会、ジェンダー平等社会の実現のために政治を一緒に変えよう」と呼びかけました。

 委員の仁比聡平参院議員は、性的少数者への差別を助長しかねないLGBT法を自公維国4党が強行したことにふれ、「こうした人権後進国であっていいのか。国際人権水準に見合う新たな日本社会をつくるために、党派と立場をこえて広く皆さんとの共同をすすめていきたい」と力を込めました。

 シールアンケートで全項目に貼っていいのかと質問した米国の留学生、キアナン・バウマンさん(22)は、結婚して別姓を選択できないことに驚き、「そんな制度はおかしい」と発言。仕事帰りに足を止めて話を聞いていた20代の女性は、「女性の給料がとても低く、幹部にもなりづらい社会は絶対に変えてほしい」と訴えました。(しんぶん赤旗 2023年6月27日)