日本共産党の井上哲士参院議員は5月28日、大分、別府の両市で、にひそうへい参院比例予定候補、山下かい参院大分選挙区予定候補らと街頭演説し、「平和の願い、暮らし守れの声は日本共産党へ」と力を込めました。通行人が足を止め、聴衆の輪が広がりました。 (動画はコチラ)

 学校、病院への攻撃などロシアの蛮行がいまも続いています。井上氏はロシア駐日大使との懇談で「脅威を理由に他国を武力行使する権利はどの国にもない。国連憲章違反の侵略だ」と糾弾したことにふれ、「中国、米国などあらゆる国の覇権主義とたたかってきたのが日本共産党の歴史です」と力説しました。

 「政治に求められるのは核共有や軍事費倍増でなく、争いごとを戦争にしない外交努力だ」と述べるとともに、深刻な物価高から暮らしを守るため、消費税5%の緊急減税、大企業への内部留保課税で最低賃金引き上げ、中小事業者支援など「やさしく強い経済」への転換を訴えました。

 にひ氏は「公害、大災害、派遣切りなど、そこに被害がある限り、あきらめずに要求を前進させてきた。戦争を止めるのも暮らしを守るのも民主主義の力です。何としても勝たせてほしい」と力を込め、山下氏は伊方原発廃炉、日出生台米軍演習中止を求めて頑張る決意を表明しました。

 30代女性は「9条改憲を止めたい。JCPボランティアで協力する」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年5月29日)