亡国の農政変えよう　国東
 
　日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は３月４日、大分県国東（くにさき）市の党が呼びかけた農業の集いに参加し、元県農協理事長の阿部新咲氏や地元の生産者らから地域農業の課題を聞き取り懇談しました。白石のりあき市議が同席しました。
 

　阿部氏は、ＴＰＰなど際限のない輸入自由化が中山間地での家族農業や農協を大きく揺るがし、地域経済を疲弊させてきた実態を語りました。
 
　米栽培農家の男性（６０）は歯止めのかからない米価暴落にふれ、「米は余り、麦も倉庫から動かない。にもかかわらず国は輸入一辺倒。農業はするなと言われているようなものだ」と訴えました。心配しているのは肥料やハウス用骨材、ビニールなど資材の高騰だとのべ、国、行政の支援を訴えました。
 
　にひ氏は過剰米の買い入れ、価格保障・所得補償の実現など日本共産党の政策を紹介して「農業の持つ多面性を生かし、農業で子育てができる社会めざして頑張りたい。地域の声を結集し亡国の農政を変えていこう」と呼びかけました。
 
共産党の躍進を必ず　日出町
 
　日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補は３月４日、大分県日出（ひじ）町で開かれた党演説会で訴え、「町議選（２２日告示）で阿部みね子予定候補の勝利、続く参院選で日本共産
党の躍進を必ず」と力を込めました。
 

 
　ロシアのウクライナ侵攻にふれた、にひ氏。「国連は無力、憲法９条は意味がないなどとして核共有や改憲を主張する勢力はプーチンと同じ思考だ」と批判しました。コロナ禍のなか格差を広げ、自己責任を押しつける安倍・菅・岸田の自公政治がどれだけ酷（むご）く、また危ういものか明らかになったと強調。「これでは国民の命、暮らしは守れない。参院選で日本共産党を大きく躍進させてほしい。声を上げれば政治は変えられる」と力を込めました。
 
　阿部氏はコロナに関連する質問は自粛するよう取り決めた町議会を告発。「町民の一番の心配事に応えない議会でいいのか。党議席を回復し、命と暮らしを守る先頭に立つ」と決意を述べました。（しんぶん赤旗 ２０２２年３月８日）

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