「原点は憲法」という「熱血弁護士」。ロシアのウクライナ侵略に乗じた9条改定や「戦争する国」づくりの動きを許さず、「憲法が生きる日本を」と活動地域の中国、四国、九州・沖縄の17県を駆け巡ります。
 
「何としても国会の議席を取り戻し、国連憲章にもとづく平和の回復・強化のために働かせてほしい」―。8日から始まった中国ブロックのキャラバンで力を込めます。11、12日には福岡県でのキャラバンで県内を駆け巡りました。
 
参院議員として2期務めた国会では、改憲のための国民投票法や戦争法、秘密保護法などに反対する論戦をリード。他党の議員もうならせた論客です。

 米軍基地の集中する沖縄に何度も足を運び、嘉手納基地爆音訴訟団などと懇談(4月6、7日)。元名護市長の稲嶺進氏は維新などの「核共有」論にふれ、「共産党が頑張ってもらわないと」と懇談の場でエールを送りました。米軍無人攻撃機の配備が狙われる鹿児島県鹿屋市では集いで訴え。佐賀空港(佐賀市)の自衛隊オスプレイ配備問題で懇談した「オスプレイ反対住民の会」の古賀初次会長は「にひさんはわれわれの気持ちを代弁してくれている」と語ります。

 2001年からのアメリカのアフガン侵攻の際、難民キャンプで出会った14歳の少年が話した「世界中の人たちに戦争に反対してほしい」の声を胸に、「戦争か平和かの進路が激しくぶつかり合う選挙。ここからが頑張りどころ」と訴えます。