「オール広島で力を合わせよう」

 日本共産党の仁比聡平参院議員は9月27日、広島市佐伯区で「佐伯区黒い雨の会」(滝岡隆正会長)が開いた第12回総会に出席し、「黒い雨」の降雨指定地域の拡大へ全力を尽くすと表明しました。自民党の平口洋衆院議員も出席し、「地域拡大へ粘り強く頑張ろう」と発言しました。

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 仁比議員は「この場に自民党と共産党が同席したのは、みなさんの要求の切実さを物語っている。広島市や県が調査に基づいて指定地域を6倍に拡大するよう要求したのに対して、国は何もせず、難癖をつけるだけだった。オール広島で力を合わせよう」とあいさつしました。

 総会では、市原爆被害対策部の杉浦信人調査課長が、指定地域外で被害を訴える人を対象に10月1日から無料で相談や検診が受けられる事業について「相談記録を地域拡大に向けた国への要望に活用する」と説明。約60人の出席者は、同事業に積極的に申し込み、国・県・市への働きかけを強める活動方針を確認しました。(しんぶん赤旗 2013年10月1日)