【16.12.07.】議院運営委員会『カジノ法案審議入りに断固反対』

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○仁比聡平君 私は、日本共産党を代表して、カジノ解禁法案の審議入りに断固反対の意見を表明いたします。

TPP承認案、年金カット法案、そしてこのカジノ法案と、毎週毎週、数に任せて強行採決を繰り返す安倍政権の暴挙は、まさに国会を国会でなくすものであります。かかる安倍政権と与党、また日本維新の会の暴挙に従おうとする議員諸君の態度は、まさに参議院の自殺行為と言うべきであります。猛省を促したい。

IRなどと言い繕おうと、カジノが我が刑法によって厳格に禁じられる賭博、すなわち犯罪であることは明らかです。ところが、法案はその違法性をどう阻却できるというのか何ら明らかにせず、政府の今後の検討に丸投げするものであります。我が国における深刻なギャンブル依存症が多重債務や家庭破壊を始め現実の被害を広げてきたにもかかわらず、その対策もまた政府に丸投げであります。無責任極まる、まさに立法府の自殺行為ではありませんか。

安倍総理はこれを成長戦略の目玉などと言いますが、人の金を巻き上げるだけで何の価値も生み出さない賭博解禁で経済成長を図ろうなど、退廃も極まれりと言うべきです。

本法案の衆議院強行に、反対の世論が急速に高まっています。新聞各紙には、「人の不幸を踏み台にするのか」、「「数の力」を振り回すな」の見出しが躍り、カジノには国民の間に根強い反対論や拒否感がありこれまで審議できずにいた、それを突然持ち出し、まともな議論もないままなし崩し的に解禁しようとする議員たちの見識を疑うと指摘されていますが、そのとおりです。

議員立法であるにもかかわらず、野党四党が反対し、与党公明党も賛否を決められず、自民党内にも異論や懸念が噴出する中で、こんなごり押しをして、一体国会をどうするおつもりか。断固廃案にすべきであります。

さらに、委員長は、昨日の議院運営委員会理事会で、我が党が厳しく反対する中、本案の趣旨説明、質疑を議題とすることを職権によって決め、この議運委員会で賛否を決すべきであるにもかかわらず、これから異議なし採決をもって諮ろうとしています。

黒いものを白とごまかそうとしても通用するものではありません。我が党は、あくまで審議入りに反対であり、このまま異議なし採決を強行するなど、過去にも例のないかかるこそくな議事運営に対して厳重に抗議し、意見表明といたします。


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