日本民主青年同盟広島県委員会は9月10日、日本共産党の仁比聡平参院議員を講師に招いた、「『国葬』問題を考える学習交流会」をオンラインで行いました。80人を超える人が参加しました。

民青ではこの間、計5回の「国葬」反対スタンディング宣伝と「国葬」の是非を問うシールアンケートを実施しています。

参院選で3年ぶりの復活当選を果たした仁比氏は、8日の参議院閉会中審査で、岸田首相と直接対決し、「国葬」や「統一協会」の問題をただしました。

仁比氏は、戦前「国葬」が天皇制の強化や侵略戦争推進のために利用された歴史や、戦後、日本国憲法の制定にともなって国葬令が失効したことなどを丁寧に説明。その上で、累計40万を超える「国葬」反対・中止を呼びかけた署名が短期間に集まったことや、民青の活動について「おかしいと思うことには声を上げ、行動する。こうした行動が(『国葬』を)とめる力になる」と強調しました。

参加者からは「『国葬』の根っこのところがよくわかった」「今後の対話に生かしたい」など感想が寄せられました。(しんぶん赤旗 2022年9月16日)