広島県福山市の「憲法9条と96条改憲ストップ福山実行委員会」は1月29日、日本共産党の仁比聡平参院議員を迎えて「共謀罪阻止!緊急国会報告会」を開き、約90人が参加しました。
仁比氏は「国会に法案を提出させない大きな国民世論をつくろう」と訴え。集会後、参加者らは仁比氏と福山駅前で宣伝し、共謀罪阻止を求める署名を呼びかけました。
仁比氏は「共謀罪は、人が心の中で考えていること、内心を処罰する憲法違反の法律。話し合いをしたり、目くぼせするだけで処罰される。近代刑法の原則に反する上、密告が奨励され、警察による盗聴や盗撮などの監視がはびこる。物が言えない社会、戦争をする国づくりが狙いだ」と指摘しました。
しげむら幸司衆院広島7区予定候補や各団体のメンバーらが、同法を阻止する決意や、署名・宣伝活動の取り組みを報告し、「共謀罪を必ず阻止しよう」と気勢を上げました。(しんぶん赤旗 2017年1月31日)