北九州市議選を前に日本共産党の仁比聡平参院議員は1月9日、国会の合間をぬい北九州入りし、同市門司区にある関門港湾労働組合や全生連などを訪問。選挙の話とあわせ、要求を聞き、懇談しました。

 関門港湾労組では、村永孝司議長らが応対。議長は、昨年の金融危機から始まった自動車、電器産業の不振で「目に見えて(港湾の)荷物が減った。見通しは暗い」と語り、景気の今後に不安を漏らしました。「荷主のダンピングはもう限界。規制緩和の見直しが必要だ」とものべ、「自・公、民の政治を変えないといけない」と強調しました。

 懇談では、事態打開のためには「輸出に依存するのではなく、内需を拡大する必要がある」との認識で一致。仁比氏は、「(市議選で)十議席を守り抜き、港の問題をしっかりと取り上げていきたい」と語りました。

 全生連門司支部では、市議選でも大きな争点となる生活保護問題を中心に懇談しました。(2009年1月11日「しんぶん赤旗」九州・沖縄面)