鳥取

 日本共産党鳥取県西部地区委員会は8月12日、仁比聡平参院議員を迎えて米子市内2カ所で街頭演説しました。

 仁比氏は、米子高島屋前では、岩永なおゆき衆院中国比例・鳥取1区候補とともに訴えました。

 仁比氏は、自公政権が、国保財政への国庫負担を50%から27%まで引き下げ、高い国保料を国民に押し付け、滞納すると保険証を取り上げ医者にかかれなくし、低所得者を社会保障制度から排除する構造改革路線を糾弾。「悪政と対決してきた日本共産党の躍進で自公政権に退場の審判をくだそう」と呼びかけました。

 仁比氏は、自公が消費税増税や後期高齢者医療制度にこだわるのは、財界・大企業が自らの税・社会保障の負担を軽くするためだと指摘しました。

 また、企業・団体からひも付きの金をもらわない共産党だけが、国民いじめのゆがみをただせると主張しました。

 民主党中心の政権ができた場合、国民の利益にそって政治を前に進め、「中小企業に大打撃を与える消費税増税など危険な政策の実行に反対する」建設的野党として行動するとのべ、「中国ブロックで中林よし子さんを国会へ送ろう」と訴えました。

島根

 日本共産党の仁比聡平参院議員は12日、島根県松江市で宣伝し「みなさんの一票、一票で自民、公明の政治をきっぱりと終わりにしよう」と呼びかけました。

 大型店前で仁比議員は、高い国保料が払えない保険証取り上げ問題での国会論戦にふれ、厚労相に「世帯主が申し出するなら保険証を渡さなければならない」と答弁させたこ
となどを語り、「切実な願い実現に、真正面から取り組む共産党への一票は自党政治への厳しい痛打になる」と、比例代表への支持を呼びかけました。一員して廃止を主張し、国民の世論や運動と一体になり参院で後期高齢者医療制度廃止を可決させたことを語り「国民の願いを掲げて頑張り抜く、世論と運動の力で一致する要求の実現に全力を挙げる共産党が伸びてこそ政治を大本から変えることができる」と強調しました。

 石飛いくひさ衆院中国比例・島根1区候補は「県民のくらしが悪くなったのは自公政権がくらしと権利を守るルールを壊してきたから」と批判、子どもと高齢者の医療費を無料化、財源問題での党の政策を語りました。

 市営住宅前では高齢の女性が、「自民党を応援していた主人が亡くなり、共産覚に支持を変えました。あまりに政治がひどいので。自公政権はいけません」と話しました。(しんぶん赤旗 中国・四国のページ 2009年8月14日)