日本共産党の島根県中部地区委員会は1月21日、仁比そうへい参院議員を迎え、大田市で演説会を開きました。

 仁比氏は「安倍政権は国民に背を向ける亡国の政治だ。市民と野党の共闘の力が広がれば未来は開ける」と述べ、4月1日告示の同市議選で現有2議席確保をめざす現職の大西修市議と新人の亀谷優子市議予定候補の勝利で「島根県議選と参院選の勝利へ続くような大きな流れを大田からつくっていこう」と呼びかけました。

 5年間の安倍政治について「安倍首相は地方が疲弊して苦しんでいることを見ようともしない」と指摘。「地方で表立って声を上げられない人や保守層も含めて、党派を超えて手をつなぎ、団結しよう。国民が主人公の政治にするための中心となる共産党になりたい。心一つに共闘して草の根から安倍政権を打ち倒そう」と力説すると、大きな拍手が起こりました。

 大西、亀谷の両氏が決意表明。「9条を絶対に変えさせない」「暮らし、福祉を守りたい」と訴えました。

 市内の女性(69)は「安倍首相には怒りを通り越している。ブレない共産党、仁比さんに期待しています」。北朝鮮問題は対話で臨むべきだと指摘した方(38)は「憲法9条を変える必要はない。共産党と仁比さんには安倍暴走政治を止めてほしい」と期待を寄せました。(しんぶん赤旗 2018年1月22日)