「辺野古新基地建設中止と宜野湾市長選・参院選勝利」を掲げた安保破棄中央実行委員会の全国代表者会議が11月7日、新基地ノーの島ぐるみのたたかいが続く沖縄県の那覇市内で始まりました。
来賓として、シムラ恵一郎・宜野湾市長候補、伊波洋一参院沖縄選挙区候補、日本共産党の仁比聡平参院議員があいさつ。シムラ氏が「『オール沖縄』の力で宜野湾市の未来を開こう」と訴え、大きな拍手を受けました。全日本民医連、全商連など本土から参加した各団体の代表が、シムラ氏に必勝を期した寄せ書きを贈りました。
全労連の長尾ゆり副議長が開会あいさつし、「平和、民主主義、地方自治をかけた新しい基地を許さないたたかいは、民意こそが国を動かす、日本の政治を変えるたたかいだ」と強調しました。
東森英男事務局長が情勢と行動について提起。米軍普天間基地を抱える宜野湾市の市長選勝利へ全国からの支援を呼びかけました。
沖縄県統一連の瀬長和男事務局長が辺野古での非暴力のたたかいを発言。東京の警視庁機動隊まで動員して暴力的に排除する安倍政権の強権ぶりを批判しました。仲山忠克弁護士が辺野古新基地をめぐる法的なたたかいを報告。日本共産党の渡久地修県議は、基地を押し付ける日米両政府に対し、保守も革新もなく県民が団結する「オール沖縄」のたたかいについて報告しました。全国代表者会議は、8日まで。(しんぶん赤旗 2015年11月8日)